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東海FX学園

FXや趣味のブログです。
欧州・米国市場ともクロス円の全体的弱含みで週末を迎えている。今週は結局行ってこいの
値動きで終わりそうだ。
米商務省のGDP発表は予想より良かったが、新築一戸建て住宅の販売件数は前月比14.7%
減少で、市況には影響せずというところ・・・結局は、世界的に弱気材料となるニュースばかりが
津波の如く押し寄せてくるばかりである。

それにしても不思議なのは、投資家の心理だ!
弱気材料に飽きが来たのか、または慣れてしまったのか・・・それとも、ここから売るのが怖いのか?
市場人気は買い場探しのムードである。・・・私はまだ時期早々のような気がするが。

【注目すべき視点として・・】
中国経済のダウンは他国と共通のことであるが、ブラジルとの経済的結びつきが強くなって
きている。資源国ブラジルとの関係強化ということになれば、鉱業資源の確保が容易になり、
中国の経済ダウンに歯止めがかかってくる。
中国は円換算で200兆円近いの国家資産を保有していることを考えると、中国の動きが
世界経済のダウンを食い止める一筋の光になるかも知れない。
しかるに、何度も言うが・・中国の動きには目をそらさないことだ!

「市況予想」
  クロス円、戻り売り継続!!
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オバマ政権のバッドバンク設立構想と政策金利据え置きに誘われるがごとく世界の金融市場は
金融株中心に上昇した。
しかし、先程始まった29日の米国市場は、ビッグスリーの問題再燃と新規失業保険申請件数:
58.8万件(57.5万件)のニュースが入ると株式・為替市場とも値を崩して始まっている。

ここ数日間の投資家ポジションは相当のロングである様子だけに、このまま上値挑戦とはならない
だろう。
当面は米$の90,00以上には売り物が待ち受けており、下値87,00以下には値頃的な買いが
出てくると思われる。
ここ数日はボックス圏の動きで推移していて買い意欲を誘われやすいが、各国の経済指標と
要人の発言には十分注意しておかねば、何時急変するか分からない。

【予想】・・クロス円、戻り売り継続
さて、本日の為替市況はFOMC会合の結果待ちというところで、平穏な値動きで推移している。
オバマ政権期待から今回は据え置き予想となっているわけで、据え置きであれば・・投資家の
心理状態がこれまでの弱気から中立へ、ややもすれば強気へと変化する気配である。

しかし小生は、それが誘い水だと考える・・なぜなら、先日発表のIMF09年の世界経済見通しは、
戦後最悪の0.5%成長に・・・地域別のマイナス幅は米国が1.6%、ユーロ圏が2.0%、日本は2.6%
で軒並み悪化方向に修正。
ロシアもマイナス0.7%に転じ、中国は6.7%と前回予測からは1.8ポイントの下方修正。

空恐ろしき発表であったが、弱気情報に慣れてきたのか市況は反応せず・・こう云う時は要注意!
日本国はこれから’08年度の年度末決算を迎え、米国からの膨大な利息受け取りがスタートする。
それは、即円買いという操作に繋がるわけであるから米$の買いには成りようがない。

ただし注意しなければいけないのは・・
ユーロ/ドル ・ ポンド/ドル ・ オージー/ドルなどのクロスドルは買われる事に成るだけに
円に対しても買われる可能性も秘めている。

不安だった週明だが、英国バークレイズ銀行の決算が予想に反してプラスであったことから、
欧州市場に漂っていた不安が打ち消され世界的に金融商品全般がが持ち直す値動きとなって
いた。さらに、独IFO景気指数も僅かであるが改善発表されユーロも落ち着きを示している。

しかし、世界的に株式や債権市場も落ち着いてはいるが、実体経済の下降トレンドは継続気味
であり、以前として長期化する模様を呈していることを忘れてはならない。
そういう意味では、週明け戻りぎみだあった株式・為替とも今日辺りからいい売り場提供となる
可能性を秘めている。

目先は28日のFOMC会合が注目されるし、中国の外貨準備をユーロに切り替える動きが本格化
する動きが出てきたのも要注意だ。

コモディティーは『金・900ドル、原油・46ドル』とこちらも落ち着き気味で推移していたが今日辺り
から値を崩す恐れがある・・。

「目先予想」
米$・・・戻り売り
€  ・・・戻り売り
£  ・・・戻り売り
AU$ ・・コモディティーの動きから判断して、突っ込みは買ってみたい。
 現在は日本政府による、企業への公的資金注入が発表された事を受けて日経平均やNYダウ先物が大幅上昇となって、円売りの流れが継続しドル円、クロス円の堅調地合いが継続している。
 ドル円は89円中盤、ユーロ円は118円前半、ポンド円は126円を挟んだ動き、豪ドル円は59円中盤、NZドル円は47円中盤、カナダ円は73円丁度付近で推移している。
ここ数日間の金融市場は、まるで季節の寒波に誘われるごとくあらゆる金融商品が底値の見えない底なし沼に嵌ったような模様を呈してきている。

さて、今週はどんな動きになるか予想をしてみよう。
小生の感覚では・・先週の大統領就任後の世界情勢から鑑みて、いよいよ今週のスタートから、
世界的最終章の幕開けを予感する。

( 米$・・・84.50~89.50 )
( ユーロ・・108.00~115.50 )
( AU$・・・54.00~58.50 )

『解説』
市場が止まっていたこの二日間のニュースを聞いてると、挙げれば切りが無いので多くは控えるが
、まずは欧州で金融不安の再燃である。
英国の名門バンク・オブ・スコットランドの国有化予測にはじまり、EU各国の銀行国有化が勃発
する可能性が大であること。

さらに、オバマ新政権のガイトナー財務相による中国元操作批判・・中国政府の反応には注意が
必要。中国を過度に批判すれば、米国債の売却という事態になる恐れもある。

米国FOMCは政策金利会合を一週間・繰り上げると発表・・予想では 0.25%据え置き だが、
小生は引き下げの可能性が高いと見る。
オバマ新政権の経済対策費用は一兆ドル(約98兆円)とも云われており、その資金調達のため
近日中に我が日本に対しても何らかの要請が有ることは間違いないだろう。

ただし注意しておかねばならない事は、先日の予測で記述したように極度の暴落になれば、
必ずや協調介入ということになり、急反発という事態が考えられる。


以上、当たるも八卦当たらぬも八卦だが、どうかな?・・・( ^^) _U~~
 FX

 昨夜の欧州・米国市場ともこれといった目新しいニュースも無く、週末の利益確定買いが入り、
クロス円全般に戻りが入ったようであるが、所詮それだけのことで目先的にもまだまだ下値を取りにいく流れであると思われる。
さて、FX取引を始めるとどうしても目先が気になるもので、取引スタンスを中・長期と決めていても日々のニュースに惑わされてしまうのが人間の悲しい性なのである。(*_*) 
本音を言うと小生にも目先の動きなど確実には解らない・・トホホ  

 それだけに、FX取引を始める時の一番大切な事を述べておこう。それは、単純でいいからしっかりした1~2年の大勢感を持つことである。 大勢感→中勢感→目先感の順序で判断すべし!

これは、ゴルフをやる人なら解ると思うが、コース攻略にはティーグランドからグリーンへと考えるんでは無く、グリーンからティーグランドへと逆算するのがいいスコアに繋がるということ・・・。
すなわち、為替もゴルフも遠くから手前えと考えるべきなのです。


ここで【学園校長の大勢観・・1~2年】を述べておこう!☆・・

 昨今のニュースなど聞いていると、アメリカの覇権が終わったようなコメントが出ているが、覇権とは何ぞや?? これまでの米国税収のシェアは「国防関連の兵器産業が38%」「金融関連産業が40%」「自動車産業や農業関連・その他で22%」と言われている。
 確かに、言われてみればこの全ての産業が壊滅状態に成っていることは事実として承知している
が、だからアメリカが没落してしまうかといえば、そうとも限らない。
 なぜなら、基軸通貨として米$の世界流通シェアが70%を占めているからである。
 解りやすく言えば、米$はほぼ世界のどの国でも通用するということである。
 円やユーロではそうもいかない。

イスラム国家の産油国であっても原油代金の決済は米$であるように、各国の外貨準備高は米$が中心である。
 しかるに、アメリカ経済が崩壊し米$の大暴落は自国資産の目減りにつながるだけに$安を喜ぶ国は有り得ないのである。

従って小生は、今年度中に逆プラザ合意があるような気がしてならない。
 プラザ合意とは・・1985年9月の週末に強烈なドル高を是正するためにプラザホテルで行われたG5会合であり、『 ドル売り協調介入合意 』のことである。
 このとき235円であった円は翌日一日で20円の円高ドル安となった経緯がある。

 このことから判断すれば、今回はその時の逆で、G20の中央銀行による『ドル買い介入』があってもおかしくないし、現に経団連の御手洗会長から介入要請の言葉が出ている事でもあり、協調介入の可能性はかなり高いと思っている。
 ただ、アメリカの現時点での介入要請は有り得ず、有るとすればGMとクライスラ-の破綻や
シティーバンクの破綻など・・アメリカ経済を大きく揺るがす事態にでもなれば確実に介入となる
だろう。

 したがって、米$の70円台突入で協調介入が入り90~100円までのドル急騰とみる。
すなわち、クロス円全てが米$同様の動きとなるであろう。

以上、当たるも八卦当たらぬも八卦だが、どうかな?・・・( ^^) _U~~



fx

昨年秋口からの世界的金融恐慌により、数多くのFXファンが凄惨な状況に追い込まれ苦い思いをしてるのを視るにつけ、いくばくかの参考になればと思い・・FX市況に関する個人的ブログを立ち上げました。

世界のFX市場は、新年明けから値頃感とオバマ新政権に対する期待一色からクロス円高で推移して来ましたが、大統領就任と同時に利食い売り先行となり、さらに各国とも実態経済の悪化加速が伝えられるに付けクロス円が急速に値を崩しております。
かといって、オバマ新政権がどのような金融安定化策を打ち出すか・・新政府要人の発言には注目する必要が有りますし、また各国の各種指標にも十分注意する必要があります。

今日のような環境下ではグローバル市場が過度に敏感になっており、それだけに同じニュースでも普段よりはるかに荒い動きとなるだけに、特に注意しなければいけません。

【学園の市況予想】

★ 米$・・・・目先戻り売り、戻しても88円半で売られる。ここ二週間位は戻り売りで行きたい。
        (予想値・・89.00~85.00)    
理由・・米国金融業界の決算期でありシティバンクの倒産懸念が大である事、万一倒産となれば世界的金融業界の倒産懸念再勃発に繋がる恐れあり! また、米国・IT産業のトップ企業である『マイクロソフト社』及びネット検索機関トップの『グーグル』の赤字転落など、、米国有力企業の没落速度が加速!!


★ ユーロ・・・目先戻り売り、戻しても114円台乗せまで、ここ二週間位は戻り売りで行きたい。
        (予想値・・114.00~108.00)
    
理由・・英国経済の底見えず、さらにユーロ経済圏の各国政策協調に翳りが見えて来たこと。
ユーロ金利の引き下げは避けられそうにない状況にある。


オージー・・・目先戻り売り、戻しても57.30円までで売り、ただし深追いは禁物・・53.00割れは突っ込み買いで行きたい。
        (予想値・・57.30~53.00)
    
理由・・輸入国の経済悪化で資源国としての強みがここに来て急激にダウン、さらに米国との関係が深いだけに、米国経済に影響される可能性あり。
  ただし、値頃的には安くなり過ぎの感もあり、もう一段の金利引き下げで突っ込むような所あれば、長期スタンスで買い出動したい。